免疫力アップだけじゃない!乳酸菌の免疫機能調整作用がすごすぎる


ヨーグルトなどの乳酸菌飲料や食品を摂って免疫力をアップしようという話題をよく見聞きします。

乳酸菌には免疫力をアップする働きがあると考えられているようですが、実はそれ以上の働きが期待できるのです!

それは「免疫力を調整する」と言う働きです。つまり、病原菌などを相手にする時には強く働いて病気を押さえ込み、アレルゲンになりうるものには働きを弱めてアレルギー反応を抑制するという働きです。

実は免疫調整機能を持つ乳酸菌はたくさんあります。例えばR-1乳酸菌やガセリ菌SP株は有名ですね。商品化こそされていませんが、ガセリ菌OLL2809株はナチュラルキラー細胞の強化で女性の病気を予防します。

ヨーグルトばかりではなく、醤油醸造で活躍するテトラジェノコッカス属ハロフィラス種の乳酸菌が自己免疫疾患を改善する可能性も示されているのです。

乳酸菌が免疫に与える影響は間接的なものだけではない

従来、乳酸菌は腸内フローラを善玉菌優勢に誘導することで、間接的に免疫系にも好ましい影響を与えてくれるものだと考えられていました。一昔前ぐらいまでよく言われた「乳酸菌で体質改善」と言うものですね。

しかし、21世紀に入ってから、それだけではない可能性が次々に指摘されてきています。それは乳酸菌の働きや、菌体を構成する成分が、人間の身体の免疫機能に直接働きかけてきているというものなのです。

腸は意外に広い面積を持っている

腸は胃に近い方から、十二指腸・空腸・回腸・結腸・直腸となっていて、回腸と結腸の接続部分に盲腸があります。十二指腸・空腸・回腸をまとめて小腸と言い、盲腸・結腸・直腸をまとめて大腸と呼んでいます。

口から食べたものの大半は小腸で消化吸収されます。そのため、小腸には毛細リンパ管と毛細血管が通った腸絨毛と言う極細の毛がいっぱい生えています。その表面積を一枚に広げると、約200平方メートル、つまり60坪あまりになります。

正直、うちの家よりずっと広いです。私の腸内細菌たちは、私より広い家に棲んでいると思うと、なんだか物悲しくなっちゃいますね。それはさておき、それだけの面積があると、栄養だけではなく、異物が侵入しやすいというデメリットもあるのです。

腸の中には免疫細胞の半分以上が存在している

お腹の中は「内なる外界」とよく言われます。それは、私たちのお腹の中というのは「ちくわの穴」のようなもので、外から直接触れるのはちょっと困難ですが、外側と直接つながっている部分であることに変わりはないということです。

私たちが食事を摂ったり、飲み物を飲んだりすれば、それは口から食道を通って胃の中に入ります。やがてそれは腸に移動し、栄養を消化し水分とともに吸収すると同時に、不要なものは便としてお尻から出してしまいます。

この流れの中には雑菌などが無数に含まれていますね。もちろん病原性を持つものもいっぱい入ってきています。

それだけではありません。呼吸で鼻から吸い込んだ空気に含まれるウイルスや雑菌も、鼻の奥に生えている線毛の粘液に捉えられて胃の中へ落とされるのです。

胃の中には空腹時でpH1.0~1.5と言う、塩酸を主成分にした強力な胃酸があって、飲食物に含まれているものであれ、鼻の粘液によって送り込まれたものであれ、片っ端から殺菌してしまいます。

しかし、このメカニズムも完璧ではありません。例えば「生きて腸まで届く乳酸菌」は、胃酸によって殺菌されずに腸までたどり着きます。それと同じように「生きて腸まで届く病原菌」と言うものもいます。

腸の中は胃と違って、強力な酸による殺菌メカニズムはありません。弱アルカリ性の、穏やかな環境です。もちろん、さまざまな強力な消化液はありますから、それで消化されてしまうものもあるでしょう。

それでも、多くの具合の悪いものが腸に届きますので、それを排除するために活躍するのが免疫システムです。その機能のお陰で、非常に大量の異物を取り込んでいるにも関わらず、私たちは毎日を健康で過ごせるのです。

とは言うものの、時として免疫システムが追いつけないこともあります。そうした場合、感染症や食中毒にかかってしまうということになります。

腸の免疫機能は多少鈍感な方が良い?

口から入ったものが最初に出会う免疫システムは腸管免疫と言っていいと思いますが、その腸は食べ物すべてが通過する場所でもあります。ですので、食べ物すべてを異物とみなしたら大変なことになりますね。

そこで、食べ物として入ってきたたんぱく質に対しては、過剰な免疫応答を防ぐ機能が必要です。こうした機能を経口免疫寛容と言いますが、それがトラブルを起こすと食物アレルギーに繋がったりします。

その際、炎症を引き起こす原因となるTh1/Th2細胞のバランスの崩れを、Th1細胞の増強と、Th2細胞のアポトーシス(細胞死)誘導によって修正するという働きも乳酸菌は持っています。

乳酸菌の菌体成分が免疫に様々な影響を与える

乳酸菌の外側には細胞膜があり、その外側を細胞壁が覆っています。細胞壁は動物細胞以外の細胞に見られる外部構造です。その細胞壁には細胞壁多糖と言う物質が含まれます。

植物ではセルロースやペクチンがそれに当たりますが、乳酸菌ではペプチドグリカンと言う、多糖類を短いたんぱく質であるペプチドで繋いで強度を維持した物質が存在しています。

このペプチドグリカンの層の外側にはS層というたんぱく質でできた層があります。これは分子1個分のごく薄い層ですが、細菌の種類ごとに個性があって、さまざまなたんぱく質で構成されています。

さらに、グリセリンや、リビトールというアルコールとリン酸が化合した、タイコ酸と言う物質も、細胞壁の構成成分になっています。(脂質異常症治療薬の商品名「リピトール」とは全く関係ありません)

そして乳酸菌自身の遺伝情報物質である核酸、DNA・RNAや、菌体に含まれるたんぱく質も生理活性作用を持っていることが知られています。

ヤクルト本社中央研究所の指導研究員、加地留美氏による文献分析によると、さまざまな乳酸菌の菌体成分が、さまざまな免疫反応に関わる働きを調整することが見つかっています。

一例を上げると、ビフィズス菌の一つ、ビフィドバクテリウム属ロンガム種SP07/3のDNAやRNAの核酸は、関節リウマチやクローン病を引き起こすNF-κ(カッパ)Bと言う因子の過剰な活性化を抑制します。

つまり、免疫を調整することで自己免疫疾患を予防改善する可能性があるということです。

(参照:乳酸菌の免疫調節作用に関わる細胞内シグナルとその制御|ヤクルト本社中央研究所 加地留美氏)

このことは、乳酸菌は生きて腸まで届かなくても、その菌体成分だけで人の免疫力を調整してくれるということを示しています。

もちろん、プロバイオティクスとして生きた乳酸菌が活躍し、さらにそれが死んだ後にも有効であるということであれば、二度美味しいわけですね。

「生きて腸まで届く」プロバイオティクスは間接的に免疫を調整してくれる

プロバイオティクスというのは、抗生物質(アンチバイオティクス)から生まれた言葉で、「共生」と言った意味合いを持った言葉です。定義としては「腸内微生物叢のバランスを改善することによって人間に有益な作用をもたらす生きた微生物」です。

「生きた」微生物という定義がありますから、ここでは「生きて腸まで届く」ことが重要になりますね。

善玉菌は死んだ後も健康を作ってくれる

生きて腸まで届いたプロバイオティクスは、生き物の働きとして自分の版図を広げます。乳酸菌の場合、代謝産物として乳酸やその他の有機酸を分泌し、環境を酸性に変えて自分の勢力範囲を広げるのです。

そうなってくると、いわゆる悪玉菌にとって生きて行きにくい環境になりますから、腸の中が善玉菌優勢になってきます。

プロバイオティクスとして摂った乳酸菌の多くは、一時的に腸の中の環境を変えたあとは定着せず排泄されて行きます。しかし、環境が改善されると、もともと人間に定住しているビフィズス菌を含む乳酸菌などの活動が活発になります。

そのため、プロバイオティクスとしての乳酸菌食品は、継続的に摂ることが効果的だと言えるでしょう。お薬のように決まった時間に毎日取らないといけないわけではありませんが、生活習慣に組み入れられると良いですね。

さらに、腸の中で活動して死んでしまったプロバイオティクスの菌体成分は、先にお話したような免疫機能を調整する役目を果たしてくれます。

「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」と言いますが、「善玉菌は死して健康を作る」と言ったところでしょうか、ありがたいですね。

悪玉菌が増加するとアレルギーなどが起こる

免疫系の働きを調べる実験研究の中で、ヘルパーT細胞上にあって免疫を抑制する働きを持つ受容体の働きが悪くなると、善玉菌が壊滅状態になることが見つかっています。

理化学研究所のプレスリリースによると、PD-1と呼ばれるこの受容体を欠損させたマウスでは自己免疫疾患が起こることが判っていたとしています。

そこで、そのマウスの腸内細菌叢を調べたところ、本来いるはずのビフィズス菌が検出できなくなっていたり、本来それほど繁殖しないはずの悪玉菌が400倍にも増えていたりしていました。

さらに、血液を検査してみると、本来腸の中でしか見られないはずの抗体が検出されたことから、免疫機能が暴走していることが確認できたそうです。

抗生物質を投与して、悪玉菌だらけの腸内細菌を殺菌してみたところ、免疫の暴走は止まりましたので、腸内細菌のアンバランスが免疫の暴走を引き起こしたのであろうと言う可能性を示しています。

(参照:腸内環境のアンバランスが全身の免疫系を過剰に活性化-腸内環境の改善が自己免疫疾患の症状軽減や予防に役立つ可能性示す-|理化学研究所プレスリリース2012年4月27日)

この研究は予備的な意味合いが強いものですが、今後さらに積み上げて行くことで、プロバイオティクスの利用から免疫の調整が行えるようになるかもしれませんね。

普段から腸内環境を整えておくことの重要性が示されていますね。アレルギーで悩んでいる人も、プロイバイオティクスによる体調改善に挑戦してみてはどうでしょう。

乳酸菌で自己免疫疾患が改善できる可能性が…!?

潰瘍性大腸炎と言うと、自己免疫疾患の可能性が疑われている難病です。まだ原因ははっきりしていませんが、これの改善に乳酸菌が役立つ可能性が示唆されています。

また、そのメカニズムの分析から、特定の病気や特定の乳酸菌ではなく、幅広い乳酸菌が自己免疫による炎症を抑えてくれる可能性があることも発見されました。

研究に使われたのは植物性乳酸菌

この研究は、産業総合研究所が最大の醤油メーカーであるキッコーマンとの共同研究で行ったもので、東京大学・大阪大学・兵庫医科大学などが協力しています。

醤油の醸造は、まず麹(アスペルギルス属ソヤエ種やオリザエ種)による醤油麹づくりから始まります。その後でテトラジェノコッカス属ハロフィラス種と言う乳酸菌で乳酸発酵が行われます。

さらにジゴサッカロマイセス属ルクシー種の酵母によってアルコール発酵が行われ、別の酵母によって醤油の香り成分が作られます。

産業総合研究所によると、醤油醸造工程で分離されたテトラジェノコッカス属ハロフィラス種KK221株をモデル乳酸菌として使用し、研究が行われたということです。

小腸において人体の免疫細胞の一つである樹状細胞がこの乳酸菌を取り込むと、インターフェロンβと言う免疫情報伝達物質を多く産生します。このインターフェロンβは抗ウイルス活性を持つと同時に、腸の炎症を抑える力を持っています。

このインターフェロンβの産生量は、菌体に含まれる二重鎖RNAの量によく相関しています。二重鎖RNAは病原菌にはそれほど見られないもので、乳酸菌に広く存在する遺伝物質です。

実際にモデルマウスでの動物実験で、乳酸菌が潰瘍性大腸炎をよく予防すると言う結果も得られているのです。

(参照:乳酸菌に特有の抗炎症メカニズムを発見-二重鎖RNAがインターフェロン-β産生を活性化し腸炎を予防-|産業総合研究所)

この抗炎症作用は、プロバイオティクスとして使われているものや、腸の中の常在菌である乳酸菌などに広く見られた効果だということですので、乳酸菌には腸の炎症を抑えてくれる効果が期待できると言うことですね。

なお、このテトラジェノコッカス属ハロフィラス種KK221株自体は、臨床試験で通年性アレルギー性鼻炎への効果が見られたとあります。

アレルギーの予防改善には子供のうちから乳酸菌を

アレルギーを持っている子供や、後にアレルギーを発症した子供の腸内フローラの検査では、ビフィズス菌やラクトバチルス属乳酸菌の検出率が低かったというデータがあります。

さらに、そうした菌の定着率が低い子供に乳酸菌を投与すると、症状が改善したという報告もあります。治癒したというデータが見当たらなかったのは残念ですが、改善できるだけでもありがたいですね。

どの乳酸菌が良いということは、これらのデータからは判断できませんが、一般的なヨーグルトでも期待できる部分は大きいのではないかと思います。

小児科のお医者さんとも相談して、積極的に乳酸菌利用食品を摂るようにすることをお勧めします。

なお、醤油は製品化の時点で加熱殺菌されています。菌体成分の効果はあるかもしれませんが、くれぐれも醤油を飲んだりしないでくださいね。

子宮内膜症に効く乳酸菌?株式会社明治の研究と動きに注目したい

ナチュラルキラー細胞と言う自然免疫を担当する細胞は、子宮内膜症の発症を抑える可能性があることが知られています。

この子宮内膜症に対して乳酸菌が有効であると言うデータが、株式会社明治によって示されました。

現在市販されている商品はない

ストレスに関する記事で少し触れたのですが、明治からかつて発売されていた乳酸菌製品に、MG-28乳酸菌と言うものが含まれていました。

▼関連記事
ストレスに効く乳酸菌!脳腸相関に役立つビフィズス菌Y株とSBL88

2014年、この乳酸菌に子宮内膜症改善の可能性があるというニュースリリースがありました。

その後ほどなく、MG-28乳酸菌の商品の販売が中断されましたので、これは推測ですが、もしかすると今後、女性向け商品として再発売するための布石かもしれませんね。

ラクトバチルス属ガッセリー種OLL2809株というのが正式な菌株名です。次に発売される際には商品名としてのMG-28乳酸菌という名前は使われないかもしれません。

子宮内膜症の予防改善は免疫力アップにあった

私たちの身体の中で、「かつてかかった病気によって得た免疫」ではなく、「初めて出会った病原体を攻撃する免疫」という機能が存在します。これを自然免疫と言って、私たちの身体を守る非常に重要な働きを持っています。

しかし、いったいどうやって病原体とそうでないものの区別をつけているのでしょう。それは、免疫細胞の表面に存在していて、複数の病原体が持っている共通する分子構造の集まりなどを認識する「パターン認識受容体」によって行われます。

言ってみれば「悪そうな顔をしているヤツ」を見つける能力ですね。例えば、細菌やウイルスを検知するTLR(Toll Like Receptor:Toll様受容体)と言うものは、人間には10種類あります。

他にも、全部で5パターン、約60種類の受容体があり、それぞれは自分の知っている病原体を見つけると、細胞の中でのシグナル伝達を起動して外敵をやっつける細胞(貪食細胞)を呼び寄せます。

場合によっては、外敵に取り付いて、貪食細胞が外敵を食べやすくするという作用を持つものもあります。このことをオプソニン作用(味付け作用)と呼ぶこともあるようですね。

それぞれの受容体には、TLRのように細菌やウイルスそのものを検出するものもあれば、細菌に取り付かれた細胞、ウイルスに取り付かれた細胞を検出するものもありますし、動脈硬化の原因になる変性LDLコレステロールを専門に扱う受容体もあります。

そうした貪食細胞の中で、がんやウイルスに感染した細胞を破壊するナチュラルキラー細胞(NK細胞)と言うリンパ球の一種があります。名前は有名だと思います。

株式会社明治が2014年に日本薬理学会で行った発表によると、NK細胞の活性が下がると、子宮内膜組織が腹腔内で増殖し、子宮内膜症を発症することが動物実験で確認されたとあります。

そして、先に紹介したガセリ菌OLL2809株を投与すると、その増殖を予防できたということです。さらに、子宮内膜症を発症したラットにガセリ菌OLL2809株を投与することで子宮内膜症の改善が見られたということです。

(参照:プレスリリース・L.ガセリ乳酸菌(OLL2809株)の子宮内膜症予防・治癒効果を動物試験で確認~「第87回日本薬理学会で発表」~|株式会社明治)

つまり、自然免疫の力をアップすることで子宮内膜症の予防改善ができたということですね。このNK細胞はウイルス感染やがんの発症にも関わりを持っています。

しかし、このガセリ菌OLL2809株を使用したサプリや食品は、現段階では市場に出回っていません。どうしたら良いのでしょうか。

NK細胞を活性化させる他の乳酸菌

NK細胞を活性化させると言えば、インフルエンザ予防に効果があるのではないかと言うことで、大変な人気を集めている明治プロビオヨーグルトR-1がありますね。

もちろん、この商品自体は特定保健用食品や機能性表示食品の届けを行っていませんから、商品自体にそのことは謳われていません。

しかし、株式会社明治は人に対する臨床試験結果の発表を通じて、ラクトバチルス属デルブルッキー種ブルガリクス亜種1073R-1株(通称:R-1乳酸菌)は、NK細胞活性化を通じて風邪のリスクを下げることを発表しています。

(参照:乳酸菌研究最前線「乳酸菌1073R-1株」でNK活性増強、風邪罹患リスク低減|株式会社明治)

明治ばかりではありません、雪印メグミルクも同様の研究結果を発表しています。

2015年秋に出された雪印メグミルクのニュースリリースによると、ラクトバチルス属ガッセリー種SBT2055株(通称:ガセリ菌SP株)を人に投与した臨床試験において、NK細胞の活性化が見られたとあります。

この試験結果は、インフルエンザワクチンを接種した場合にガセリ菌SP株を摂っていると、ワクチン接種だけの場合に比べて、より抗体価が上昇し、NK細胞の活性化が見られたという内容です。

ですので、乳酸菌単独での効果は測定されていませんが、NK細胞活性化による免疫力アップの効果を期待できると思います。

(参照:【ガセリ菌SP株の効果】内臓脂肪低減のほかにも、インフルエンザに対する防御機能を有することをヒト試験で確認|雪印メグミルク)

このように、ガセリ菌やブルガリア菌でNK細胞の活性の上昇が見られていますが、これが特定の菌株だけのものなのか、菌種に普遍的なものなのかは判りません。

NK細胞の活性化は免疫力の話題では常に出て来るテーマです。それに乳酸菌が役立ってくれるというのは嬉しい情報ですね。

健康のためには特定の乳酸菌が必要?「マイ乳酸菌」を見つけたい

こうした高機能な乳酸菌は、大手の乳業メーカーなどが大学などとの共同研究を通じて見つけ出してくれています。ですので、どうしても大メーカーの持っている乳酸菌ライブラリの中から検索することになります。

メーカーは、特に効果があったものを大きく発表することで、ビジネスにつなげて行くのは当然です。しかし、意外に「普通の乳酸菌」にも効果が隠れているかも知れません。そうした普通の乳酸菌は研究の対象にならないということも少なくないでしょう。

例えば、1000菌株の中から上位5菌株を選び出し、さらに最も効果の高かったものを最終的な研究対象にしたとして、2番目以下に効果がないわけではありませんし、6番目以下に効果がないとは限りません。

それに臨床試験の対象になった人と、自分の腸内環境は当然異なっています。ですから、大切なのは「自分にあった乳酸菌」を見つけることなのです。その基準は「食べていて調子の良くなる物」を探すことです。

「マイ乳酸菌」を見つけられると、健康にも役立ちますし、きっと食生活も豊かになるでしょう。

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